みなとみらいキャンパスと横浜キャンパスにおいて企画展を開催します。
今回の企画は横浜都市発展記念館で開催の「運河で生きる~都市を支えた横浜の"河川運河”~」との連動企画です。この機会に合わせてご覧ください。
高度経済成長期に大きく変貌を遂げる横浜の姿を写した貴重な写真に加え昔の地図なども展示します。
【展示について】
横浜の関内・関外地区は江戸時代以来、時代の要請に応じてその景観を変えてきた歴史を持っています。特に運河は人々の生活に密接に関わりつつも、その役割は目まぐるしく変わってきました。今回の展示ではそうした様子を非文字資料を通じて感じ取ってもらおうと考えています。神奈川大学工学部の髙木研究室が1970年代に撮影した写真をまとめた髙木幹朗研究室フィルムや明治期以降の古地図を通じてかつての横浜の運河に思いを馳せてみてください。
【会期】
① 2025年2月12日(水)~22日(土)
神奈川大学みなとみらいキャンパス1F展示エリア
② 2025年3月3日(月)~4月12日(土)
神奈川大学横浜キャンパス3号館1F
※①②ともに、開館時間は9:00-18:00 日曜・祝日および3月4日(火)は閉館
【展示】非文字資料から見る 横浜の運河 -関内・関外を中心に
2025年1月15日
【公開研究会】「首里城と沖縄神社」(2月8日)を開催します。
2024年12月24日
下記の通り、公開研究会を開催します。
参加を希望する方は、下にある申込フォームよりお申込みください。
【開催趣旨】
「近現代日本の祭祀空間と海外神社」班では、近代を中心とした首里城と沖縄神社に関する写真・図版、文字資料などを収録した『首里城と沖縄神社―資料から見る近代の変遷』(近現代資料刊行会、神奈川大学非文字資料研究叢書4)の刊行を機に、公開研究会を開催し同書にかかわった関係者や地元沖縄で首里城問題にかかわっている研究者を交えて、近代における首里城と沖縄神社の関係について議論し、成果を考えたい。
近代沖縄と日本との関係や沖縄における宗教政策を理解するためには、 かつての王城である重要な祭祀空間だった首里城と、その首里城内に創建された沖縄神社との関係なども踏まえる必要がある。しかし、従来の研究では、近代における首里城と沖縄神社を「共通の土俵」で議論することはほとんどなかった。本研究会では、首里城と沖縄神社の双方から議論することで、それぞれの研究に学び、課題や論点の共有化を目指してさらに新たな研究視点をさぐることを目的とする。
【日時】
2025年2月8日(土)14:00~17:30
【場所】
神奈川大学みなとみらいキャンパス 1階 米田吉盛記念ホール
※Zoom同時開催
【プログラム】 総合司会 津田良樹(非文字資料研究センター客員研究員)
趣旨説明 後田多敦(非文字資料研究センター研究員・研究班代表)
報告1 近代の首里城はどのように利用されたのか
伊良波賢弥(非文字資料研究センター研究協力者)
報告2 資料から見る近代の首里城
加藤里織(非文字資料研究センター客員研究員)
報告3 沖縄神社概史と首里城
前田孝和(非文字資料研究センター客員研究員)
報告4 首里城再建と伝統文化の継承
田場裕規(沖縄国際大学教授)
質疑応答・討議 司会:後田多敦
パネリスト:伊良波賢弥、加藤里織、前田孝和、田場裕規
※事前申し込み(2月5日締め切り)が必要です。
【刊行物】『非文字資料研究』28号を神奈川大学学術機関リポジトリから公開しました。
2024年12月20日
【目次】
<一般投稿論文>
・戦前期日本のポスター製作における写真との関係
-その存在と影響を中心にして-(田島奈津子)
・酒蔵行事と蔵元家の年中行事との交錯
-蔵人に向けられた感謝と継続的就労への期待を手掛かりとして-(丹羽英二)
・「劇場通り」を再考する
-長野県須坂市「須坂劇場」をめぐるテクストと語りから-(廣瀬由子)
<2021年度奨励研究成果論文>
・華北農村の「香頭」及び「看香」 -武高庄村を中心に-(王海翠)
・明治天皇の行幸を迎えた「行幸御殿」の使用法について(池田直也)
・清末中国人留学生が刊行した雑誌における図版を読む
-人物の図版を中心に-(郭夢垚)
・旧前田家鎌倉別邸の暖炉廻りの構成に関する研究
-近代住宅の室内意匠に関する一考察-(茶谷亜矢)
・金秀ヤオ族自治県大瑶山における石牌の伝承
-門頭村を事例に-(朴美子)
・具象化する「中国」
-日本国立民族学博物館における中国民具の調査・蒐集・展示-(余瑋)
企画展「運河で生きる ~都市を支えた横浜の″河川運河”~」開催のお知らせ【横浜都市発展記念館】
2024年12月9日
横浜都市発展記念館で開催される企画展に非文字資料研究センターも協力しています。非文字が所蔵している<髙木幹朗研究室スライドフィルム>も展示されます。この機会に是非ご覧ください。
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企画展「運河で生きる ~都市を支えた横浜の“河川運河”~」
会 期:2025年1月18日(土)~4月13日(日)
開館時間:9:30~17:00(券売は16:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
主 催:横浜都市発展記念館(公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団)
共 催:横浜市教育委員会
後 援:朝日新聞横浜総局・神奈川新聞社・産経新聞社横浜総局・東京新聞横浜支局・毎日新聞社横浜総局・読売新聞横浜支局・NHK横浜放送局・tvk・FMヨコハマ
協 力:神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター・横浜メディアビジネス総合研究所
観覧料:一般800円、小中学生・市内在住65歳以上400円
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調査研究員による企画展の見どころ解説や連続講座、ボートに乗って散策し河口から横浜港を眺める企画も予定されています。
詳しくはプレスリリースでご確認ください!!
【刊行物】NewsLetter52号を神奈川大学学術機関リポジトリから公開しました
2024年11月21日
今号も充実の内容です。
是非ご覧ください。
【研究会】租界・居留地班第90回研究会を開催します(2024年11月25日)
2024年11月1日
以下の通り、租界・居留地班の研究会を開催します。
◉報告(1)「中国風の教会建築ー四川省・雲南省などの事例から」 ※通訳あり
彭長歆(中国・華南理工大学建築学院、 教授)
報告(2)「中国広州の初期教会建築
ー沙面と錫安堂、万善堂、河南堂の調査報告」
包慕萍(大和大学、教授)
◉日時:2024年 11月25日(月) 午後4時-6時
◉場所:対面(神奈川大学みなとみらいキャンパス11階会議室)+Zoom開催
参加自由
・非文字資料研究センターの研究員、およびメーリングリストに参加している方には、Zoom会議のリンク先をお送りします。(対面による参加を希望される方は、事前にご連絡ください)
・一般の方で参加希望のかたは、チラシにある連絡先にメールをお送りください。追ってZoomのリンク先をお知らせします。
【研究会】租界・居留地班第89回研究会を開催しました(2024年10月7日)
2024年10月8日
以下の通り、租界・居留地班の研究会を開催しました。
対面8名+オンライン19名の合計27名の参加でした。
◉報告「長崎の教会堂建築~フランス人神父と日本人大工」
山田 由香里(長崎総合科学大学、 教授)
◉日時:2024年 10月7日(月) 午後4時-6時
◉場所:対面(神奈川大学みなとみらいキャンパス11階会議室)+Zoom開催
【研究会】「芸術表現における声と身体をめぐる基礎的研究―舞台芸術・古典芸能・現代美術」班 公開講演会(12月1日)開催のお知らせ
2024年10月8日
「芸術表現における声と身体をめぐる基礎的研究―舞台芸術・古典芸能・現代美術」班の公開講演会を以下の通り開催します。
「〈女流〉邦楽演奏家の歩み 堅田喜三代師に聞く」
【日時】2024年12月1日(日)14時~16時(13時40分受付開始)
【会場】赤坂区民センター 5階 第一和室
(港区赤坂4-18-13 赤坂コミュニティーぷらざ)
【講 師】堅田喜三代 師(劇団新派邦楽部/邦楽囃子方)
聞き手:後藤隆基(神奈川大学非文字資料研究センター客員研究員/立教大学兼任講師)
【定 員】15名(無料・要申込・先着順)
【お申込】下記フォームよりお申し込みください。
【学内限定】「芸術表現における声と身体をめぐる基礎的研究―舞台芸術・古典芸能・現代美術」班 公開講演会(10月8日)開催のお知らせ
2024年9月30日
「芸術表現における声と身体をめぐる基礎的研究―舞台芸術・古典芸能・現代美術」班の公開講演会を以下の通り開催します。
「歌舞伎の未来と芸の継承」
講師:歌舞伎俳優 中村鷹之資
【日時】2024年10月8日(火)13:30~15:30
【会場】神奈川大学みなとみらいキャンパス 5030教室
参加ご希望の方は下記の申し込みフォームからお申込みください。
(参加は学内教職員・学生に限ります。)
【メディア掲載情報】:シンポジウム 首里城と沖縄神社―資料に見る近代の変遷―
2024年9月12日
9月14日(土)開催のシンポジウムは台風の接近による影響が懸念されましたが無事に開催されました。当日は80余名の参加者がありました。当日の様子について琉球新報に掲載されました。また、関連する記事が毎日新聞に掲載されましたので合わせてご案内いたします。
琉球新報:「大龍柱は正面向き」首里城再興研がシンポ
県民へ「正面説」訴え必要と結論 (2024/09/20)
https://ryukyushimpo.jp/
毎日新聞:<れきし箱>首里城「大龍柱」論争の深層 (2024/9/12)
https://mainichi.jp/articles/20240912/dde/014/040/005000c
沖縄タイムス:「沖縄神社の拝殿となった首里城 大龍柱の向きは相対か正対か
研究者「国家の意思が感じられる」」(2024/10/3)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1445804