2021年度の一覧

「非文字資料研究センター」News Letter No.47を刊行しました。

2022年3月28日

今回も盛りだくさんの内容です。ぜひご覧ください。

■研究会報告
・満鉄工場区社宅地の日本人・中国人の空間構成
 ―1910~20年代の大連・撫順を中心に
 …包慕萍
・普天間宮、斎場神社、北山神社、宮古神社、八重山神社 の県社化
 ―昭和 18 年の沖縄県神社創立計画案を手掛かりに
 …加藤里織
■研究調査報告
・沖縄創作組踊について…後田多敦
■研究エッセイ
・タコと紙芝居とテングサと…新垣夢乃
・日記に見る農家の「市稼ぎ」…山本志乃
■資料紹介
・『髙木幹朗研究室スライドフィルムについて』その3…松本和樹
■紙芝居連載
・戦意高揚紙芝居コレクションにみる戦時下用語「登場人物編」その4…原田広
■追悼記事
・近藤久義さん追悼…大里浩秋
・近藤久義さんの思い出と資料…孫安石

新刊案内 『国策紙芝居-地域への視点・植民地の経験』(神奈川大学評論ブックレット<41>)

2022年3月23日

第7班<戦時下日本の国策紙芝居研究>班からの活動報告です。

【内容紹介】
国策紙芝居の現場を訪ね、隠れた資料を掘り起こし、現場の人々の戦時下の経験と出合う。本書はそうした触発力に満ちた交流の記録である。

【目次】
第1章 紙芝居研究のおもしろさとは何だろうか?―方法的エッセイ
  Ⅰ 紙芝居共同研究の根もとにあるもの 安田常雄
  Ⅱ 国策紙芝居のなかの漫画―近藤日出造と横山隆一をめぐって 富澤達三
第2章 地域のなかの紙芝居―調査で出逢った人びと
 第1節 地域でどのように紙芝居と出逢ったか
        ―私たちの調査報告と地域史研究
  Ⅰ北海道へのまなざし 大串潤児
  Ⅱみなかみ町猿ヶ京「民話と紙芝居の家」 原田広
  Ⅲ残すことと活かすこと―信州 鈴木一史
  Ⅳ人形の劇の図書館―滋賀大津 新垣夢乃
  Ⅴ福岡―初めての地域に向かい合う 安田常雄
  Ⅵ地域で紙芝居に出逢うということ 大串潤児
 第2節 紙芝居につらなる人びと―地域からの発信 
  Ⅰ1940年代、戦時下のなかの遺愛学園 福島基輝
  Ⅱ浦上喜平・学童集団疎開・紙芝居 北原勤
  Ⅲ愛荘町 信光寺 紙芝居 小川亜希子
  Ⅳ残された紙芝居と神奈川大学非文字資料研究センター
      ―但馬出石の紙芝居 川見章夫
第3章 植民地や海外で紙芝居はどのように行われていたか
      ―研究交流のあしあと
  Ⅰ台湾に紙芝居をさがして―台南・宜蘭・台北・南投 2016~2016 
     鈴木一史・安田常雄・松本和樹・小山亮
  Ⅱ台湾における紙芝居研究への関心 邱昱翔
  Ⅲ韓国における植民地朝鮮紙芝居研究 權希珠
紙芝居地域調査の記録(2015年~2021年)

【執筆者一覧】
新垣夢乃・大串潤児・小川亜希子・川見章夫・北原勤・權希珠・邱昱翔・小山亮・鈴木一史・富澤達三・原田広・福島基輝・松本和樹・森山優・安田常雄

『非文字資料研究』 第23号を神奈川大学リポジトリから公開しました

2022年2月17日

下記の3つの論考を掲載しています。

■虫を育て、闘わせる技法
―鹿児島県姶良市旧加治木町地域におけるクモ合戦の事例から―…
 小林兆太

■首里城正殿大龍柱の向きの検討
―近代における大龍柱「改変」史から―
 後田多敦

■ジュール・ルヴェルトガ「1877 年の琉球諸島紀行」
 熊谷謙介

『非文字資料研究』25号への投稿募集について

2022年1月20日

現在、『非文字資料研究』25号のエントリー期間中です。
投稿をご検討の際は、エントリーシートをご提出ください。
提出期間は3月末日までです。
詳しくは、<『非文字資料研究』への寄稿について>のページをご覧ください。

横浜図書館の改修・開館準備に伴う休館中のサービスについて

2022年1月13日

横浜図書館は、2022年4月の図書館(15号館)リニューアルオープンに向けて、2022年1月30日より、3号館仮設図書館からの移転作業及び開館準備のため、休館となります。
 同期間中、横浜図書館の資料は、原則として利用できない状況となります。詳しくは図書館ホームページをご確認ください。

「非文字資料研究センター」News Letter No.46を神奈川大学学術機関リポジトリから公開しました

2021年12月8日

■研究会報告
・租界・居留地班 第 69 回研究会
 租界と外国駐屯軍―横浜・漢口・天津―(櫻井良樹)
・「帝国日本」境界の祭祀再編と海外神社班 2021 年度研究会
 沖縄神社の創建とその後(上田由美)
■研究調査報告
・国策紙芝居―長野県御代田町・栃木県小山市調査(大串潤児)
・国策紙芝居―川越市立博物館調査(原田広)
・ギルマール写真と伊藤勝一収集首里城正殿写真(後田多敦)
■研究エッセイ
・削られた/埋められた銘文
 ―石造物の痕跡から読み取れること―(角南聡一郎)
■資料紹介
・「髙木幹朗研究室スライドフィルム」について
 ― 髙木幹朗研究室スライドフィルムが捉えた 1970 年代の
 横浜臨海部の景観と現在の変貌―(松本和樹)
■連載 中国絵はがきコレクション紹介⑨
・戦前中国の風俗絵はがきの世界
 満洲国に於ける農民の生活 其二( 孫安石)
■連載 戦時下日本の国策紙芝居研究報告
・戦意高揚紙芝居コレクションにみる戦時下用語
「登場人物編」その 3 ―現代(昭和前期)後編―(原田広) 

神奈川大学非文字資料研究センター主催<首里城から見る琉球・沖縄の歴史と文化>のご案内

2021年11月1日

神奈川大学 みなとみらい エクステンションセンターにおいて、神奈川大学非文字資料研究センター主催<首里城から見る琉球・沖縄の歴史と文化>が開催されます。

期間 : 2022年2月3日 ~ 2022年3月3日
回数 : 5回
曜日 : 木
時間 : 18:30~20:00

内容
2019年10月31日未明、首里城が炎上した。1992年に沖縄の日本復帰20周年を記念して復元されてから、わずか27年目のことでした。
首里城は、グスクと呼ばれる琉球王国の王城で、創建は不明だが、琉球王国を統一した第一尚氏初代国王である尚巴志によって王城として整備されました。それ以降、琉球王朝とともに歴史を刻んできました。
しかし、1879年に廃藩置県によって首里城は明治国家に明け渡され、紆余曲折を経て、太平洋戦争の沖縄戦で完全に破壊されました。
本講座では、首里城の歴史を見ることによって、琉球・沖縄の歴史と文化を解き明かして見ようと思います。

2021年度第1回公開研究会(Zoomウェビナー) 【「日本近世生活絵引」の世界:琉球人行列と江戸編】を開催しました。

2021年10月30日

非文字資料研究センター2021年度第1回公開研究会をオンラインで開催しました。
また、10月30日(土)~11月14日(日)まで期間限定で、当日の録画動画を公開しました。
大勢のご参加、ご視聴をいただき、誠にありがとうございました。


【「日本近世生活絵引」の世界:琉球人行列と江戸編】

◎日時:2021年10月23日(土)13:00-16:00
◎会場:Zoomウェビナーによるオンライン開催

開催趣旨
  神奈川大学非文字資料研究センターでは、日本常民文化研究所による 『絵巻物による日本常民生活絵引』の研究から受け継いだ「日本近世生 活絵引」 の研究 を継続的に行ってきました。絵引研究とは、絵画を題材 として、各場 面に描かれ た事物や行為を抽出して名称を付し、また場面 全体の概要を読み 取って、当時の 人々の生活を歴史学的かつ民俗学的に 解明していこうという 趣旨の研究です。
 2011-13年度に奄美・沖縄編、2015-16年度に南九州編を編纂し、それら の研 究 蓄積を発展的に継承すべく2017年度から3年かけて琉球人行列と江 戸編を編 纂し ました。取り上げたのは、江戸勤番中の宇和島藩士が1850 年に参府した 琉球人の 使節行列と行列通過前後の町の様子を描いた『琉 球人行粧』2巻・ 『琉球人往来 筋賑之図』1巻(鹿児島大学附属図書館 蔵)と、1915年に作成さ れたその写本 (鹿児島県立図書館蔵)です。こ れまで詳細に検討されたこと のないこの絵図に 対し、絵引編纂を通じて 分析・考察を行った結果、様々な 興味深い事実や検討す べき論点が見え てきました。本研究会ではそれらを詳 しく披露し、この絵引の世 界につ いて理解と議論を深めたいと思います。

【プログラム】
開会挨拶 小熊 誠(非文字資料研究センター長)
報告    渡辺美季(東京大学准教授)
     「絵引から見た琉球人行列と江戸」
     丹羽謙治(鹿児島大学教授)
     「『琉球人行粧』『琉球人往来賑之図』の作者と伝来」
     橋口亘(南さつま市教育委員会主査)
     「『琉球人往来筋賑之図』『琉球人行粧』に描かれた江戸の瀬戸物
      店・古道具店・大名屋敷の井戸と琉球人行列の提灯・弁当」
     高津 孝(鹿児島大学教授)
     「二次元芸術としての絵画の記録性について」
総合討論

『非文字資料研究』 第22号をリポジトリから公開しました

2021年9月30日

一般投稿論文5本と2019 年度の奨励研究成果論文6本を収録しています。
リポジトリへは下記のリンクをクリックしてください。

2021年度第1回公開研究会(Zoomウェビナー) 【「日本近世生活絵引」の世界:琉球人行列と江戸編】開催のお知らせ

2021年9月22日

以下の通り、非文字資料研究センター2021年度第1回公開研究会を開催します。
どなたでも参加可能、事前申し込みが必要です。

「日本近世生活絵引の世界:琉球人行列と江戸編

◎日時:2021年10月23日(土)13:00-16:00
◎会場:Zoomウェビナーによるオンライン開催

※この公開研究会の録画動画は、10月30日(土)よりこのHP上で期間限定公開の予定です。


開催趣旨
  神奈川大学非文字資料研究センターでは、日本常民文化研究所による 『絵 巻 物による日本常民生活絵引』の研究から受け継いだ「日本近世生 活絵引」 の研究 を継続的に行ってきました。絵引研究とは、絵画を題材 として、各場 面に描かれ た事物や行為を抽出して名称を付し、また場面 全体の概要を読み 取って、当時の 人々の生活を歴史学的かつ民俗学的に 解明していこうという 趣旨の研究です。
 2011-13年度に奄美・沖縄編、2015-16年度に南九州編を編纂し、それら の研 究 蓄積を発展的に継承すべく2017年度から3年かけて琉球人行列と江 戸編を編 纂し ました。取り上げたのは、江戸勤番中の宇和島藩士が1850 年に参府した 琉球人の 使節行列と行列通過前後の町の様子を描いた『琉 球人行粧』2巻・ 『琉球人往来 筋賑之図』1巻(鹿児島大学附属図書館 蔵)と、1915年に作成さ れたその写本 (鹿児島県立図書館蔵)です。こ れまで詳細に検討されたこと のないこの絵図に 対し、絵引編纂を通じて 分析・考察を行った結果、様々な 興味深い事実や検討す べき論点が見え てきました。本研究会ではそれらを詳 しく披露し、この絵引の世 界につ いて理解と議論を深めたいと思います。

【プログラム】
開会挨拶 小熊 誠(非文字資料研究センター長)
報告1   渡辺美季(東京大学準教授)
     「絵引から見た琉球人行列と江戸」
     丹羽謙治(鹿児島大学教授)
     「『琉球人行粧』『琉球人往来賑之図』の作者と伝来」
     橋口亘(南さつま市教育委員会主査)
     「『琉球人往来筋賑之図』『琉球人行粧』に描かれた江戸の瀬戸物
      店・古道具店・大名屋敷の井戸と琉球人行列の提灯・弁当」
     高津 孝(鹿児島大学教授)
     「二次元芸術としての絵画の記録性について」
総合討論

◎申込方法
下記のURLまたは一番下にあるフォーム入口から、10月19日(火)16:00までにお申込みください。
後日事務室よりメールで参加用URLをお送りします。
https://forms.gle/hcZfY1gZ3CM9kvTr5

※ 公開研究会参加希望で「日本近世生活絵引 琉球人行列と江戸編」をお持ちでない方は、神奈川大学学術機関リポジトリ https://onl.tw/qpjvcvz よりご覧いただけます。リポジトリの閲覧が難しい方には、紙の刊行物を一冊お送りしますので、申し込みフォーム内で住所をご入力ください。
(刊行物を送付させていただくのは、公開研究会に参加される方に限ります。)

※ この公開研究会はZoomウェビナーを使用したオンライン開催となります。
視聴のためのインターネット回線、PC、スピーカー等必要機器の設定は、事前にご自身でご準備いただけますようお願いいたします。


【お問い合わせ】
この公開研究会に関するお問い合わせは下記メールアドレスまでお願いいたします。
himoji-symposium【@】kanagawa-u.ac.jp
※【@】は@に修正して送信してください。








租界・居留地班 第76回研究会(11月13日Zoom)開催のお知らせ

2021年9月22日

以下の通り、租界・居留地班 第76回研究会を開催します。

◎日時:2021年11月13日(土)午後4-6時 東京時刻
◎場所:Zoom会議
◎主催:神奈川大学非文字資料研究センター 租界・居留地班
◎内容:中国の租界地と使館区における演劇活動
     吉川良和(一橋大学元教員)

参加希望の方は11月10日(水)までにhimoji-info【@】kanagawa-u.ac.jp
(【@】は@に変えて送信してください)にメールをお送りください。

租界・居留地班 第75回研究会(10月23日Zoom)開催のお知らせ

2021年9月22日

以下の通り、租界・居留地班 第75回研究会を開催します。

◎日時:2021年10月23日(土)午後4-6時 東京時刻
◎場所:Zoom会議
◎主催:神奈川大学非文字資料研究センター 租界・居留地班
◎内容:朝鮮半島における日本の近代都市計画と建築
     ー「羅南」と「鎮海」の事例紹介 
       金容範
 (漢陽大学校建築環境工学科・工学博士 株式会社Urban&Space Creates)

参加希望の方は、10月20日(水)までにhimoji-info【@】kanagawa-u.ac.jp
(【@】は@に変えて送信してください)にメールをお送りください。



『非文字資料研究』24号のエントリー受付中です

2021年8月4日

現在、『非文字資料研究』24号のエントリーを受け付けています。
掲載をご検討の方は、9月末日までにエントリーシートを
非文字事務室へご提出ください。
詳しくは下記Webサイトをご確認ください。

『非文字資料研究』への寄稿について
http://himoji.kanagawa-u.ac.jp/publication/contribution.html
どうぞよろしくお願いいたします。

紙芝居班の論考がスタンフォード大学フーヴァー研究所の新刊書籍 “FANNING THE FLAMES” に掲載されました。

2021年7月20日

2021年6月に、スタンフォード大学フーヴァー研究所(Hoover Institution)出版部門(フーヴァー・プレス)より、下記書籍(英語)が刊行されました。

FANNING THE FLAMES : Propaganda in Modern Japan
Edited by Kaoru Ueda

この書籍は、フーヴァー研究所ライブラリー&アーカイブス所蔵の日清戦争、日露戦争の新版画と戦中紙芝居のカラー図版を、関連分野の研究者10名の論考と共に紹介し、当時の日本のプロパガンダメディアの継続性、新規性、裾野の広さを考証したものです。研究者による論考の一つとして、非文字資料研究センター「戦時下日本の国策紙芝居研究」班の客員研究員、安田常雄氏が非文字資料研究叢書1『国策紙芝居からみる日本の戦争』(勉誠出版、2018年)に執筆した総論「アジア太平洋戦争と紙芝居」のダイジェストが掲載されました。(フーヴァー研究所ライブラリー&アーカイブス学芸員上田薫氏の編集、翻訳による。)
他の論考執筆者は以下の通り:
Michael R.Auslin, Toshihiko Kishi, Hanae Kurihara Kramer, Scott Kramer, Barak Kushner, Olivia Morello, Junichi Okubo, Alice Y.Tseng, Taketoshi Yamamoto

スタンフォード大学フーヴァー研究所について
フーヴァー研究所はスタンフォード大学が所有する図書館とアーカイブを併設するシンクタンクである。1919年に大統領に就任する前のフーヴァーがヨーロッパの第一次世界大戦の惨劇を繰り返さないようにとの目的でアーカイブ資料を収集し、フーヴァー図書館を設立したことが始まりである。
過去100年間、主に戦争関連のアーカイブ資料を収集、世界中の研究者に利用されている世界でも有数のアーカイブスである。日本占領期時代には、スタンフォード大学卒業生のイニシャティブにより、東京オフィスを設置して資料を収集した。日本、日系コレクションでは、日本占領期資料と日系強制収容所の資料が特に強い。

租界・居留地研究班 第74回研究会(7月8日 Zoom)開催のお知らせ

2021年6月15日

以下の通り、神奈川大学非文字資料研究センター
租界・居留地班 第74回研究会を開催します。

◎日時:2021年7月8日(木)午後4-6時 東京時刻
◎場所:Zoom会議
◎主催:神奈川大学非文字資料研究センター 租界・居留地班
◎内容:19世紀末朝鮮における日本公使館の変遷と居留地の形成
     ー日本人たちはいかにして「京城」に住み始めたか 
            谷川竜一(金沢大学)

※参加希望の方は、7月6日(火)までに、
 氏名、ご所属を下記のメールアドレスまでご連絡ください。
 himoji-info【@】kanagawa-u.ac.jp 
 ※【@】は@に修正のうえで送信してください。

2021年度奨励研究募集について

2021年6月1日

■書類提出期間:2021年6月1日(火)~6月30日(水)
          ※郵送の場合も6月30日必着です。
■採 択 件 数 :5件程度
■奨励研究期間:2021年8月~2022年2月
■募 集 説 明 会 : 2021年6月8日(火)12:40~(Zoom)             
 ※説明会参加希望者はメールでhimoji-info@kanagawa-u.ac.jpに
  6月7日(月)までに、申し込んでください。
  (例)氏名〇〇〇〇学籍番号XXXXXXXXX奨励研究募集説明会(6/8)
   に参加を申し込みます。
※参加は必須ではありません。なお、個別の問い合わせも電話、メールで
受け付けています。
※詳細は、下記URLから「募集要項」等を参照してください。
  URL: http://himoji.kanagawa-u.ac.jp/young_studies/index.html

☆応募に際しては、必ず2021年度の募集要項を参照し、
 2021年度の申請書(奨励研究のページからダウンロード可)を使用してください。

「帝国日本」境界の祭祀再編と海外神社班 研究会(7月10日)開催のお知らせ(ZOOM)

2021年5月28日

以下の通り、研究会を開催します。
主催:「帝国日本」境界の祭祀再編と海外神社班

◎日時 2021年7月10日(土)13:00-14:40
◎Zoomで開催
◎内容
 「普天間宮、斎場神社、北山神社、宮古神社、八重山神社 の県社化
  -昭和 18 年の沖縄県神社創立計画案を手掛かりに」
講師:前田孝和(非文字資料研究センター客員研究員 、元神社新報社取締役、 神社問題研究会主宰)

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 沖縄では、沖縄県が明治 12 年に設置(琉球処分)されて以降、神社の創建、御嶽の神社化が試みられたが、実際はかけ声だけでなかなか具体化されなかった。
 沖縄県が昭和 18 年 10 月 2 日付で内務大臣に提出した「神社創立計画案ニ関スル件」は、明治大正昭和の 65 年に亙る集大成ともいうべき神社行政案であった。その中には、各市町村の中心的な御嶽を神社化(沖縄県神社創立計画案)するものや、各郡に県社を創設(県社並郷社創立計画案、既存の神社の昇格、御嶽の神社化)する計画も含まれている。
 皇紀 2600 年(昭和 15 年)を前にした昭和14 年以降の県社創立の具体的な動きと敗戦によって頓挫した経緯を見るとともに、その位置づけを近代沖縄神社史の中で探る試みをしたい。

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どなたでもご参加いただけます。
参加ご希望の方は、7月8日(木)までに、氏名とご所属を下記のメールアドレスまでご連絡ください。追って招待URLをお知らせします。

himoji-info【@】kanagawa-u.ac.jp 
※【@】は@に修正のうえで送信してください。

『非文字資料研究に飛び立つ』第5号(2019年度報告)をリポジトリから公開しました

2021年5月26日

招聘・派遣研究員の研究レポートです。是非ご覧ください。

<目次>
■招聘研究員(visiting scholars)
•「日本の八角墳」ロミーナ・バルトッチ(フランス国立高等研究院東アジア文明研究センター)
•「日本の一般大衆の生活様式が放つ魅力―実際に日本を訪れ、学ぶ中で感じたこと」劉珊珊(北京師範大学民間文学研究所)
•「日本の俳句、ブラジルの俳諧」デボラ・フェルナンデス・タバレス(サンパウロ大学日本文化研究所)
•「日本の平安時代における攘疫の儀式に関する研究」姚瓊(浙江工商大学東亜研究院)
•「開港期における東アジアの知的交流と近代学校」任仁宰(漢陽大学校東アジア文化研究所)
■派遣研究員(the Center’s scholars)
•「中国青海省モンゴル族の歴史について―中国青海省海西州モンゴル族を例として」阿盈娜(歴史民俗資料学研究科博士後期課程)
•「カナダにおけるチベット仏教寺院の調査」英萄 (歴史民俗資料学研究科博士後期課程)

租界・居留地研究班 第73回研究会(6月19日 Zoom) 開催のお知らせ

2021年5月25日

以下の通り、神奈川大学非文字資料研究センター
租界・居留地班 第73回研究会を開催します。

◎日時:2021年6月19日(土)午後4-6時 東京時刻
◎場所:Zoom会議
◎主催:神奈川大学非文字資料研究センター 租界・居留地班
◎内容:「満鉄工場区社宅地の日本人・中国人の空間構成
     ー1910~20年代の大連・撫順を中心に」 
    包慕萍(大和大学准教授)

※参加希望の方は、6月16日(水)までに、
 氏名、ご所属を下記のメールアドレスまでご連絡ください。
 himoji-info【@】kanagawa-u.ac.jp 
 ※【@】は@に修正のうえで送信してください。

租界・居留地研究班 第72回研究会(5月21日 Zoom) 開催のお知らせ

2021年4月19日

以下の通り、神奈川大学非文字資料研究センター
租界・居留地班 第72回研究会を開催します。

◎日時:2021年5月21日(金)午後4-6時 東京時刻
◎場所:Zoom会議
◎主催:神奈川大学非文字資料研究センター 租界・居留地班
◎内容:「租界と中国海関の資料について」 
    木越義則(名古屋大学)

※参加希望の方は、5月19日(水)までに、
 氏名、ご所属を下記のメールアドレスまでご連絡ください。
 himoji-info【@】kanagawa-u.ac.jp 
 ※【@】は@に修正のうえで送信してください。

「非文字資料研究センター」News Letter No.45を神奈川大学学術機関リポジトリから公開しました

2021年4月15日

■研究会報告
・戯単研究の可能性―1950 年代上海を例に… 森平崇文
・海外神社データベースの更なる活用について…加藤里織
・首里城と第32 軍司令部壕…伊良波賢弥
■研究調査報告
・北九州市若松区惣牟田の石峯神社及び山頂の石垣調査…田上繁
・営内神社とその系譜…坂井久能
・ミュージカルがオーストリアのために演じられるとき
 ―大衆興行をどうやって研究するか? オーストリア編―…田中里奈
■資料紹介
・「髙木幹朗研究室スライドフィルム」について…松本和樹
■連載 中国絵はがきコレクション紹介
・満洲国に於ける農民の生活 其一 …孫安石
■連載 戦時下日本の国策紙芝居研究報告
・戦意高揚紙芝居コレクションにみる戦時下用語
 「登場人物編」その2 ―現代(昭和前期)前篇― … 原田広 

神奈川大学デジタルアーカイブ リニューアル

2021年4月5日

神奈川大学デジタルアーカイブがリニューアルしました。神奈川大学デジタルアーカイブは、本学の諸機関が所蔵する歴史・民俗資料、学術資料、研究成果の公開と保存管理のために構築されたものです。日本常民文化研究所、非文字資料研究センター、大学資料編纂室の所蔵・収集資料をはじめ、順次コンテンツの充実を図っていきます。

租界・居留地班の活動が英国の雑誌「Impact」(Science Impact、2021年2月号)に紹介されました。

2021年4月5日

租界・居留地班の活動が英国のScience Impact社の雑誌「Impact」(2021年2月号)「Critical Thinking in Social Sciences」に紹介されました。「How Europe, the US and Asia impacted each other's society」(Professor An-suk Son)をご覧ください。

雑誌「Impact」は、世界の大学、研究機関、国家および地域の資金提供機関、政策、政府、民間および公共部門における主要研究出資者に向けて配布される予定です。また、記事はオンライン学術情報源であるIngenta Connect上にもオープンアクセスとして提供されています。

キーワード:東アジア、租界、居留地、都市、建築