神奈川大学 生涯学習・エクステンション講座 「海を渡った神社とその後」開講のお知らせ
「海を渡った神社とその後」(文字資料研究センター主催)を開講いたします。
【内容】
戦前期大日本帝国が侵出した地などに造られたのが海外神社である。一口に海外神社とはいっても、その設置された地域や場所、設置者によってさまざまな場合がある。まず、海外神社とその跡地について概観する。また、海外神社の先駆けとなった琉球における琉球祭祀の再編について考える。そして、現地調査を基本にした、台湾・朝鮮半島・樺太・満洲の各地域について、海外神社(跡地)を軸に戦前期・戦後期の社会・政治体制・世相などの中に位置づけ、そのありようを見ていく。さらに、宗教史の側面から海外神社の総括を行う。
☆コーディネーター:津田良樹
【講座日程】
・第1回2017/06/03
海を渡った神社と現在【中島 三千男】
1600余社にも上ぼる海外神社の全体像とその跡地の現在について概観する。
・第2回2017/06/10
日本国による琉球祭祀の再編──海外神社の先駆け【後田多 敦】
明治政府は琉球併合過程で、琉球の祭祀をどのように再編しようとしたのか。
近代沖縄における祭祀再編を通して、海外神社の前史を考える。
・第3回2017/06/17
台湾:夥しい神社遺蹟が残る謎について【金子 展也】
神社遺跡は何を語るのか──台湾を中心に【津田 良樹】
・第4回2017/06/24
神社遺物を見つけること──朝鮮半島を中心に【辻子 実】
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の神社跡地を訪ねて【中島 三千男】
・第5回2017/07/01
樺太・「北方領土」・ハワイの神社のありよう【前田 孝和】
・第6回2017/07/08
旧満洲国神社と開拓団神社から見えてくるもの【津田 良樹】
満洲国の国都には「建国神廟」、「建国忠霊廟」が造営され、開拓団には
開拓団神社がつくられた。その実態は?
・第7回2017/07/15
近代宗教史の中の海外神社──祭神から考える「日本」の拡がり【菅 浩二】
詳細とお申し込みは下記のページでご確認ください。
神奈川大学 生涯学習・エクステンション講座 「海を渡った神社とその後」開講のお知らせ
2017年3月15日
租界・居留地班 第55回研究会(2017 年4 月21日)を開催しました
2017年3月14日
租界・居留地班 第55回研究会(2017 年4 月21日)開催しました。
日時:2017 年4 月21日(金)午後3時ー5時
場所:神奈川大学横浜キャンパス 1号館301会議室
主催:非文字資料研究センター租界・居留地班
報告:
(1)「白船の世界航海と横浜・東京訪問」(The Great White Fleet and Its Visit Around the World to Yokohama and Tokyo in 1908)Donald Rupnow(絵はがき収集家)
(2)「 夢の大地への道案内ー絵葉書が語る満洲の実像と虚像」劉建輝(国際日本文化研究所・副所長)
(3) 2017 年度・活動計画
討論: 内田青蔵(神奈川大学)、大里浩秋(非文字資料センター客員研究員)、菊池敏夫(神奈川大学)、斎藤多喜夫(横浜外国人居留地研究会)、栗原純(東京女子大学)
*事前申し込み不要・来聴歓迎いたします。
2016年度 第4回公開研究会「歴史研究と非文字資料研究の対話(2)—日本と台湾を事例に」を開催しました
2017年3月4日
【日時】2017年3月4日(土)13:00~ 18:00
【会場】神奈川大学横浜キャンパス 17号館215会議室
【プログラム】
開会挨拶:内田青蔵(非文字資料研究センター長)
総合司会:孫安石(非文字資料研究センター研究員)
【第1部】
(1)熊谷謙介(非文字資料研究センター研究員)
「写真のポスト・トゥルース性—非文字資料としてのパリ・コミューン表象」
(2) 内田青蔵(非文字資料研究センター長)
「非文字資料としての地図の利用—別荘地軽井沢開発史研究を中心として—」
(3)大里浩秋(非文字資料研究センター研究員)
「租界史研究における非文字資料利用の意味」
【第2部】
(4)山内文登(台湾大学、音楽学研究所)
「方法としての音—そのアーカイブ化をめぐる〈近代知〉への断想」
(5)黄蘭翔(台湾大学、藝術史研究所)
「日本植民地支配下における仏教建築様式の2~3事例」
(6)童元昭(台湾大学、人類学部)
「大学博物館所蔵の脱植民地化の可能性—台湾大学人類学博物館を事例に」
【第3部】
討論
*事前申し込み不要・来聴歓迎いたします。
2016年度 第3回公開研究会 「植民地期、台湾の社・祠VS.朝鮮の神祠・神明神祠-村落レベルにおける海外神社の比較検討-」を開催しました。
2017年2月25日
【開催趣旨】
戦前期、日本の植民地とされた台湾、朝鮮の両地域には数多くの神社(海外神社)が建てられたが、その中でも最も数多く建てられたのが、台湾においては社・祠、朝鮮においては神祠・神明神祠と呼ばれた村落レベルの神社である。特に台湾においては1934年の「一街庄一神社」政策、朝鮮においては1938年の「一面一神社」政策によりその数は急激に増えていった(台湾184社中116社、朝鮮995社中913社)。
海外神社の研究はこれまで官国幣社クラスの大都市部の神社を中心に研究されてきたが、近年、この村落レベルの神社の研究が進展してきた。こうした状況を踏まえ、本公開研究会では、旧台湾、旧朝鮮における村落レベルの神社の比較検討を行い、これらの神社の果たした役割を解明する。
【日時】2017年2月25日(土)13:00~ 17:30
【会場】神奈川大学横浜キャンパス 1号館804会議室
【プログラム】
開会挨拶:小熊 誠 (非文字資料研究センター研究員)
趣旨説明:中島三千男(非文字資料研究センター客員研究員)
総合司会:津田良樹 (非文字資料研究センター研究員)
講演
(1) 蔡錦堂〔国立台湾師範大学〕(講演 日本語) 約1時間
「植民地期台湾に建てられた社・祠について」
(2) 青野正明〔桃山学院大学〕 約1時間
「植民地朝鮮における公認神祠、無願神祠、在来の村祭り—村落レベルでの[神社]とは 」
補足報告 約30分
金子展也(非文字資料研究センター研究協力者)
「写真で見る台湾の社・祠」
討論
*事前申し込み不要・来聴歓迎いたします。
戦時下日本の大衆メディア研究班 研究会を開催しました(2017年1月21日)
2017年1月21日
日時:2017年1月21日(土)13:00-17:00
場所:横浜キャンパス9号館 歴史民俗資料学研究科9-212共同研究室
主催:戦時下日本の大衆メディア研究班
講演者:권희주 (Kwon Heeju 權希珠) 建国大学アジアコンテンツ研究所 助教授
「植民地朝鮮の紙芝居—視覚メディアを利用した情報宣伝—」
租界班 第54回研究会(2016年12月16日)開催しました
2016年12月27日
日時:2016年12月16日(金)午後3時ー5時
場所:神奈川大学横浜キャンパス 1-308-1会議室
主催:非文字資料研究センター租界班
報告:
(1)「横濱居留地と近代警察制度-治安の維持と居留地自治(警察権)条約-」鈴木康夫(横浜居留地研究会会員)
(2)「 開港場横浜における居留地行政と感染症対策: 1859-1899」市川智生(長崎大学熱帯医学研究所、助教)
(3) 第4期の課題ー研究課題とテーマ
租界班 第54回研究会(2016年12月16日)開催のお知らせ
2016年11月14日
日時:2016年12月16日(金)午後3時ー5時
場所:神奈川大学横浜キャンパス 1-308-1会議室
主催:非文字資料研究センター租界班
報告:
(1)「横濱居留地と近代警察制度-治安の維持と居留地自治(警察権)条約-」鈴木康夫(横浜居留地研究会会員)
(2)「 開港場横浜における居留地行政と感染症対策: 1859-1899」市川智生(長崎大学熱帯医学研究所、助教)
(3) 第4期の課題ー研究課題とテーマ
討論:
内田青蔵(神奈川大学)、大里浩秋(非文字資料センター客員研究員)、孫安石 (神奈川大学)、村井寛志(神奈川大学)、中村みどり(神奈川大学)、菊池敏夫(神奈川大学)、斎藤多喜夫(横浜外国人居留地研究会)、栗原純(東京女子大学)
*事前申し込み不要・来聴歓迎いたします。
非文字資料研究センター 海外神社班研究会開催のお知らせ
2016年11月1日
非文字資料研究センター 海外神社班研究会
日時:2016年12月17日(土)13:30~17:40
場所:神奈川大学横浜キャンパス 1号館(本館)301会議室
開会の挨拶 中島三千男(客員研究員、研究班代表者)
調査報告
○ 「フイリピンの神社跡地」調査報告 稲宮 康人(研究協力者)
○「旧満州開拓団神社跡地」調査報告 津田 良樹(研究員)
○「私の研究課題-満蒙開拓と宗教-」 レリンソン・エドワール(研究協力者、フランス国立東洋言語文化研究所・日本研究センター博士課程)
○「来季からの共同研究についてー海外神社の〈前史〉、琉球・沖縄の神社ー」後田多敦(研究員)
○総合討論
○閉会の挨拶 津田良樹(研究員)
※聴講歓迎いたします
海外提携機関招聘研究員 研究成果発表会開催について
2016年10月14日
海外提携機関招聘研究員 研究成果発表会を開催いたします。
報 告:日本のミュージアム空間 -美術館・博物館デザインのコンセプトとその特徴-(仮題)
発表者:ジアダ・リッチ(GIADA RICCI) 、フランス国立高等研究院
日 時:2016年10月21日(金)15:00〜16:30
場 所:1-308会議室
主 催:非文字資料研究センター
※聴講歓迎いたします。
『ヨーロッパの都市と絵画・写真』(エクステンション講座)のお知らせ
2016年10月1日
非文字資料研究センター主催による講座
『ヨーロッパの都市と絵画・写真』が開講します。
【内容】
18~20世紀に制作された絵画・版画・写真をご覧いただきながら、当時のヨーロッパの4都市、ローマ、ベルリン、パリ、ヴェネツィアについてお話しします。
画像のなかには、今では消えて無くなってしまった場所や、まだ残っている場所や、今は存在しない人々の姿が見られます。
これら4つの都市は、それぞれが異なる歴史を経験したので、画像のなかには異なる経験の軌跡も残っています。
絵画や版画には、制作者が描きたいものを描きたいように描くという側面があります。「光を使って書いたもの(=フォトグラフィー)」である「写真」も、じつは同様の側面を持っています。ご覧いただく絵画・版画・写真がそれぞれの都市の何を描き出そうとしたのかについてもお話しすることにします。
【講座日程】
第1回 2016/11/22
18世紀版画のなかのローマと今のローマ【鳥越 輝昭】
第2回 2016/11/29
絵画・写真で見るベルリン黄金の20年代からナチズム前夜へ【小松原 由理】
第3回 2016/12/06
絵画・写真で見る消えたパリと残るパリ【熊谷 謙介】
第4回 2016/12/13
19世紀絵画・写真のなかのヴェネツィア【鳥越 輝昭】
詳しくは下記のページでご確認ください。
租界班 第53回研究会(2016年9月23日)を開催しました。
2016年9月26日
日時:2016年9月23日(金)午後3時ー5時
場所:神奈川大学横浜キャンパス 1-301号室
主催:非文字資料研究センター租界班
報告:
(1)「百年前の上海の言語景観」彭国躍(神奈川大学)
(2)「連環画のおしゃべりな〈顔〉」武田雅哉(北海道大学)
(3) 第4期の課題ー研究課題とテーマ
討論:大里浩秋(非文字資料センター客員研究員)、孫安石 (神奈川大学)、村井寛志(神奈川大学)、中村みどり(神奈川大学)、菊池敏夫(神奈川大学)、斎藤多喜夫(横浜外国人居留地研究会)、栗原純(東京女子大学)
国際シンポジウムがブリティッシュコロンビア大学(UBC)で開催されました。
2016年9月9日
神奈川大学・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)共催シンポジウム
「非文字資料と日本学・アジア学研究の新しい可能性に向けて」が開催されました。
日時:7月23日(土))
会場:Room 120, C. K. Choi Building(ブリティッシュコロンビア大学)
時間:9:15am-5:00pm
挨拶 ホ・ナムリン 許南麟(ブリティッシュコロンビア大学)
挨拶: 非文字資料について 内田青蔵(非文字資料研究センターセンター長)
挨拶:常民研について 田上繁(日本常民文化研究所所長)
報告1 「絵引」という発想—日本常民生活絵引はどのようにつくられたか? 窪田涼子(神奈川大学日本常民文化研究所)
報告2 「「絵引」プロジェクトの復活 -近世図像を読み解く-」 富澤達三(松戸市立博物館)
報告3 「ヨーロッパの広場にあって日本の広場にないもの—『18世紀ヨーロッパ生活絵引』を参照しながら」
鳥越輝昭(神奈川大学)
報告4 「“もののけ姫”から見た日本文化-草木国土悉皆成仏-」 佐野賢治 (神奈川大学)
報告5 「少女マンガに描かれた日本のジェンダー史」 ジェームズ・ウェルカー(神奈川大学)
報告6 「戦時下日本の紙芝居と植民地」 安田常雄(神奈川大学)
報告7 「伝統美の近代的布置:1930年代朝鮮における地域文化アイコンとしての妓女」
ソ・ジヨン 徐智瑛(ブリティッシュコロンビア大学)
報告8 「山・境界と空間ー中世高野山の御影堂」 大川栄至 (ブリティッシュコロンビア大学)
報告9 「後醍醐天皇画像にみられる「異形」と織田信長」 パク・スチョル 朴秀哲(ソウル大学校)
報告10「美のデイアスポラ:日本で高く評価された朝鮮陶磁器」 ホ・ナムリン 許南麟
(ブリティッシュコロンビア大学)
国際シンポジウム「東アジアにおける非文字資料研究」を開催しました(開催地ー中国・浙江工商大学)。
2016年8月31日
非文字資料研究センター・国際シンポジウム「東アジアにおける非文字資料研究」が開催されました。
(1)日時:2016年7月2日(9時ー17時)
(2)場所:中国・浙江工商大学
当日は活発な意見交換がなされ、大変有意義なシンポジウムとなりました。
両校の更なる学術交流の進展が期待される機会となりました。
☆プログラム
・開催のあいさつー王勇(浙江工商大学東亞研究院長)
・開催のあいさつー内田青蔵(神奈川大学・非文字資料研究センター長)
【第一部】
「中国明代文献中的日本像」陳小法(浙江工商大学東亞研究院)
「《兩點千字文図解》所配図像解析」張新朋(浙江工商大学東亞研究院)
「『浙江教育官報』と日本」許海華(浙江工商大学東亞研究院)
「中日古代祭禮図像研究」姚 瓊(浙江工商大学東亞研究院)
「宋风石刻在日本的传播」郭萬平 孔媛(浙江工商大学东方语言文化学院)
コメンテーター:鈴木陽一(神奈川大学)、大里浩秋(神奈川大学名誉教授)、熊谷謙介(神奈川大学)
【第二部】
「日本常民生活絵引と中国江南編」鈴木陽一(神奈川大学)
「中国の神社跡地について」稲宮康人(神奈川大学)
「戦時下紙芝居研究‐「戦意高揚紙芝居コレクション」資料の概要、研究の現状・展望‐」新垣夢乃(狛江市教育委員会)
「『18世紀ヨーロッパ生活絵引』から見る都市の祝祭空間」熊谷謙介(神奈川大学)
「租界研究で分かったこと、今後の課題」孫安石(神奈川大学)
コメンテーター:陳小法(浙江工商大学)、張新朋(浙江工商大学)、許海華(浙江工商大学)、中島三千男(神奈川大学名誉教授)
租界班 第53回研究会(2016年9月23日)開催のおしらせ
2016年8月22日
租界班 第53回研究会(2016年9月23日)開催いたします
日時:2016年9月23日(金)午後3時ー5時
場所:神奈川大学横浜キャンパス 1-301号室
主催:非文字資料研究センター租界班
報告:
(1)「百年前の上海の言語景観」彭国躍(神奈川大学)
(2)「連環画のおしゃべりな〈顔〉」武田雅哉(北海道大学)
(3) 第4期の課題ー研究課題とテーマ
討論:内田青蔵(神奈川大学)、大里浩秋(非文字資料センター客員研究員)、孫安石 (神奈川大学)、村井寛志(神奈川大学)、中村みどり(神奈川大学)、菊池敏夫(神奈川大学)、斎藤多喜夫(横浜外国人居留地研究会)、栗原純(東京女子大学)
*事前申し込み不要・来聴歓迎いたします。
『非文字資料研究』14号への寄稿について
2016年8月22日
現在、『非文字資料研究』14号への寄稿について、
エントリーを受付けております。
1.エントリーシート提出日: 2016年9月30日(金)
2.原稿提出日:2016年11月30日(水)
詳しくは下記のページをご確認ください。
2016年度 ヨーロッパ生活絵引班の第2回研究会開催について
2016年6月24日
2016年度ヨーロッパ生活絵引班、第2回研究会を開催いたします。
テーマ:19世紀のミュンヘンについて
日 時:2016年6月28日(火)16:30〜
場 所:17-216人文学研究所資料室
主 催:非文字資料研究センター 19世紀前期ヨーロッパ生活絵引研究班
発 表:ステファン・ブッヘンベルゲル(外国語学部教授)
※聴講歓迎いたします。
エクステンション講座 「近世の奄美・沖縄の世界」受講者募集中
2016年6月21日
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンターにて、講座「近世の奄美・沖縄の世界」が開講されます。受講者募集中です。関心のある方の応募をお待ちしております。詳細は下記からご確認ください。
神奈川大学・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)共催シンポジウムが開催されます。
2016年6月8日
神奈川大学・ブリティッシュコロンビア大学(UBC)共催シンポジウム
“非文字資料と日本学・アジア学研究の新しい可能性に向けて”
日時:7月23日(土))
会場:Room 120, C. K. Choi Building(ブリティッシュコロンビア大学)
時間:9:15am-5:00pm
挨拶 ホ・ナムリン 許南麟(ブリティッシュコロンビア大学)
挨拶: 非文字資料について 内田青蔵(非文字資料研究センターセンター長)
挨拶:常民研について 田上繁(日本常民文化研究所所長)
報告1 「絵引」という発想—日本常民生活絵引はどのようにつくられたか? 窪田涼子(神奈川大学日本常民文化研究所)
報告2 「「絵引」プロジェクトの復活 -近世図像を読み解く-」 富澤達三(松戸市立博物館)
報告3 「ヨーロッパの広場にあって日本の広場にないもの—『18世紀ヨーロッパ生活絵引』を参照しながら」
鳥越輝昭(神奈川大学)
報告4 「“もののけ姫”から見た日本文化-草木国土悉皆成仏-」 佐野賢治 (神奈川大学)
報告5 「少女マンガに描かれた日本のジェンダー史」 ジェームズ・ウェルカー(神奈川大学)
報告6 「戦時下日本の紙芝居と植民地」 安田常雄(神奈川大学)
報告7 「伝統美の近代的布置:1930年代朝鮮における地域文化アイコンとしての妓女」
ソ・ジヨン 徐智瑛(ブリティッシュコロンビア大学)
報告8 「山・境界と空間ー中世高野山の御影堂」 大川栄至 (ブリティッシュコロンビア大学)
報告8 「後醍醐天皇画像にみられる「異形」と織田信長」 パク・スチョル 朴秀哲(ソウル大学校)
報告10 「美のデイアスポラ:日本で高く評価された朝鮮陶磁器」 ホ・ナムリン 許南麟
(ブリティッシュコロンビア大学)
非文字資料研究センターの2016年度「奨励研究」採択者が決まりました
2016年5月31日
先に公募しました非文字資料研究センターの2016年度「奨励研究」については8名の応募者があり,審査の結果,下記の5名の研究課題を採択しました。
1.小泉 優莉菜 『野崎島島民の離島によるかくれキリシタン信仰の変容』
2.游 舒 婷 『台湾民暦の普及・継続・大衆化(1914-1980s)』
3.関 口 知 誠 『日本における社会関係資本と景観の関係性について』
4.福 士 陽 子 『近現代の歴史的公共建築の保存・活用に関する研究』
5.馬 路 『女性に関する表彰から見る農村女性の地位の変還』
非文字資料研究センター・国際シンポジウム「東アジアにおける非文字資料研究」(中国・浙江工商大学、7月2日)開催のお知らせ
2016年5月27日
非文字資料研究センター国際シンポジウム「東アジアにおける非文字資料研究」(共催:浙江工商大学東亜研究院、2016年5月24日現在)
(1)日時:2016年7月2日(9時ー17時)
(2)場所:中国・浙江工商大学
(3)プログラム
・開催のあいさつー王勇(浙江工商大学東亞研究院長)
・開催のあいさつー内田青蔵(神奈川大学・非文字資料研究センター長)
【第一部】
「中国明代文献中的日本像」陳小法(浙江工商大学東亞研究院)
「《兩點千字文図解》所配図像解析」張新朋(浙江工商大学東亞研究院)
「『浙江教育官報』と日本」許海華(浙江工商大学東亞研究院)
「中日古代祭禮図像研究」姚 瓊(浙江工商大学東亞研究院)
「宋风石刻在日本的传播」郭萬平 孔媛(浙江工商大学东方语言文化学院)
コメンテーター:鈴木陽一(神奈川大学)、大里浩秋(神奈川大学名誉教授)、熊谷謙介(神奈川大学)
【第二部】
「日本常民生活絵引と中国江南編」鈴木陽一(神奈川大学)
「中国の神社跡地について」稲宮康人(神奈川大学)
「戦時下紙芝居研究‐「戦意高揚紙芝居コレクション」資料の概要、研究の現状・展望‐」新垣夢乃(狛江市教育委員会)
「『18世紀ヨーロッパ生活絵引』から見る都市の祝祭空間」熊谷謙介(神奈川大学)
「租界研究で分かったこと、今後の課題」孫安石(神奈川大学)
コメンテーター:陳小法(浙江工商大学)、張新朋(浙江工商大学)、許海華(浙江工商大学)、中島三千男(神奈川大学名誉教授)
租界班 第52回研究会(2016年7月15日)開催のおしらせ
2016年5月17日
租界班 第52回研究会(2016年7月15日)開催いたします。
日時:2016年7月15日(金)午後3時ー5時
場所:神奈川大学横浜キャンパス 1号館308-1号室
主催:非文字資料研究センター租界班
報告:
(1)「京城『モダン』の地図を読む」冨井正憲(韓国・漢陽大学、客員教授)
(2)「東亜同文会の雑誌に載る朝鮮租界関連の記事」大里浩秋(非文字資料センター客員研究員)
(3)第3期終了と第4期に向けた研究課題の検討
討論:内田青蔵(神奈川大学)、孫安石(神奈川大学)、村井寛志(神奈川大学)、中村みどり(神奈川大学)、菊池敏夫(神奈川大学)、斎藤多喜(横浜外国人居留地研究会)、栗原純(東京女子大学)、彭国躍(神奈川大学)
*事前申し込み不要・来聴歓迎いたします。
セインズベリー日本藝術研究所との学術交流についての覚書が締結されました。
2016年5月16日
2016年3月、セインズベリー日本藝術研究所と非文字資料研究センターとの学術交流についての覚書が締結されました。
非文字資料研究に係る、両機関による共同研究の推進や、研究者間の活発な交流が深まることが期待されます。
非文字資料研究センター主催講座のお知らせ <近世の奄美・沖縄の世界— 『絵引』からみえる歴史と人々の生活>
2016年5月12日
近世の奄美・沖縄の世界
— 『絵引』からみえる歴史と人々の生活—
開講のお知らせ
KUポートスクエアにおいて、非文字資料研究センター主催「近世奄美・沖縄の世界」を開講します。今回は『日本近世生活絵引 奄美・沖縄編』をとりあげて、絵引とはどのようなものか、そしてそこに描かれた絵画から近世の奄美・沖縄の人々の生活についてさらに深い歴史的・民俗的意味について解説します。
<神奈川大学デジタルアーカイブ>からの 「戦意高揚紙芝居コレクション」 音声データの一部公開について
2016年5月12日
非文字資料研究センターが所蔵する「戦意高揚紙芝居コレクション」の音声収録作業を、
本学の放送研究会の協力のもとで進めています。
このたび、下記タイトルの収録データを公開いたしました。
今後も著作権をクリアしたものから順次公開する予定です。
タイトルをクリックしていただき、
<目録詳細>画面のサムネイル画像の下にある、
<音声収録データ(神奈川大学放送研究会KBAS)>から再生できます。
租界班 第51回研究会を開催しました。
2016年5月9日
租界班 第51回研究会を開催しました。
参加いただいた皆様ありがとうございました。
日時:2016年5月6日(金)午後3時ー5時
場所:神奈川大学横浜キャンパス 1-301号室
主催:非文字資料研究センター租界班
報告:
(1)「九江、武漢、沙市の租界調査について」(内田青蔵、大里浩秋、孫安石)
(2)第3期3年目の研究終了と今後の課題
ー年報、NLの担当分担など
ー第4期の研究課題とテーマ
討論: 内田青蔵(神奈川大学)、大里浩秋(非文字資料センター客員研究員)、孫安石 (神奈川大学)、村井寛志(神奈川大学)、中村みどり(神奈川大学)、菊池敏夫(神奈川大学)、斎藤多喜夫(横浜外国人居留地研究会)、栗原純(東京女子大学)、彭国躍(神奈川大学)
2016年度 海外提携機関への若手研究者派遣 募集開始のお知らせ
2016年4月15日
2016年度若手研究者派遣(短期・最大21日間) 4月18日より募集開始いたします。
対象・派遣先等詳細につきましては下記リンクから確認願います。
『ニューズレター 非文字資料研究』NL35号を刊行しました。
2016年4月8日
『ニューズレター 非文字資料研究』NL35号を刊行しました。
刊行物のサイトでも公開しておりますのでどうぞご覧ください。
2016年度 ヨーロッパ生活絵引班の第1回研究会開催について
2016年4月7日
2016年度ヨーロッパ生活絵引班、第1回研究会を開催いたします。
テーマ:ヴェネツィア 1797〜1895年—同時代の絵画と写真を参照しながら—
日 時:2016年4月26日(火)16:30〜
場 所:17-216人文学研究所資料室
主 催:非文字資料研究センター 19世紀前期ヨーロッパ生活絵引研究班
発 表:鳥越輝昭 (外国語学部教授)
※聴講歓迎いたします。
2015年度 第3回公開研究会「絵画にみる18世紀ヨーロッパの都市——『18世紀ヨーロッパ生活絵引』出版を記念して——」が開催されました。
2016年4月6日
ご参加いただきましてありがとうございました。
2015年度 第3回公開研究会
「絵画にみる18世紀ヨーロッパの都市——『18世紀ヨーロッパ生活絵引』出版を記念して——」
日 時:2015年3月26(土)13:00~17:00
会 場:神奈川大学 横浜キャンパス 3号館407室
主催:神奈川大学非文字資料研究センター 19世紀前期ヨーロッパ生活絵引研究班